自分自身や子どもが小麦アレルギーだと、食べるものも慎重に選ぶ必要がありますよね。
しかし、私たちが口にするものには小麦(グルテン)が含まれていることが多く、小麦アレルギーだと食べられるものが限られてしまいます。
甘いものを食べようと思っても、どのお菓子・スイーツが食べられるのか分からず困っているという方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事は小麦アレルギーの方でも食べられるお菓子・スイーツについて詳しく解説していきます。
【この記事のポイント】
✓チュロス発祥の地
✓チュロスの形状に隠された意味
✓米粉のチュロスを食べられるおすすめカフェ
小麦アレルギーは子供だけじゃない?
アレルギーと聞くと子供のころに発症するイメージですが、大人になってから発症するケースもあります。特に、20歳以上の成人がアレルギーを新規発症する食物でもっとも多いのが「小麦」です。
しかし、「大人になってからアレルギーが発症するはずがない」と思い込んでいる方も多く、症状がでてもアレルギーだと気づきにくいのが大人アレルギーの危険なところです。
もし、下痢や腹痛、倦怠感など体調に違和感を覚えたら、
➀1週間~2週間程度小麦を抜いてみる
②病院に原因を調べに行く
などのアクションを起こすようにしましょう。
子供のころに発症していないからといって油断はできません。
小麦アレルギーでも食べられるお菓子・スイーツとは
小麦アレルギーの方でも食べられる主なお菓子・スイーツはこちらです。
・和菓子
・小麦粉を使用しないお菓子
・米粉を使ったお菓子
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
和菓子
洋菓子には小麦粉が使われていることがほとんどですが、和菓子は小麦粉を使わないことがほとんどです。和菓子というと、おはぎや団子、大福などをイメージしますが、どれもお米や豆がメイン食材で小麦粉を使用していない ことがわかります。
そのため、小麦アレルギーの方は洋菓子ではなく和菓子をメインに食べることをおすすめします。
小麦粉を使用しないお菓子
お菓子やスイーツには小麦粉が使用されていることが多いですが、中には小麦粉を使用していないお菓子・スイーツもあります。小麦粉が使用されていない代表的なお菓子・スイーツはこちらです。
・アイス
・プリン
・ゼリー
・チョコレート(カカオ)
意外にも、アイスやプリンは小麦粉が使用されていないことが多いので、小麦アレルギーの方でも安心して食べることができます。
また、身近なお菓子で言うと、ポテトチップスやラムネ、グミなども基本的には小麦粉が使用されていません。
どれもコンビニやスーパーなどで手軽に買えるものなので、小麦アレルギーの方にとってはありがたいことといえるでしょう。
米粉を使ったお菓子
小麦粉の代わりに米粉を使った「米粉スイーツ」も注目を集めています。近年のグルテンフリーブームによって、米粉パンや米粉ケーキなどを提供するお店が増えたことで、手軽に米粉スイーツを堪能できるようになってきました。
また、米粉特有のモチっと感や小麦粉に比べてヘルシーなことなどから、ダイエットにも向いていると言われています。
小麦アレルギー|お菓子を食べる時の注意点
ここでは、お菓子・スイーツを食べる時の注意点について解説していきます。
原材料を確認する
アイスやプリンなどは小麦粉が使用されていないから大丈夫ではなく、必ず裏面に記載されている原材料を確認するようにしましょう。中には、小麦が使用されている可能性もあります。
小麦や卵、乳、えび、かに、落花生の特定原材料7品目は、アレルギー物質として原材料表示が義務付けられているので、小麦以外にもアレルギーがある方は併せて確認しましょう。
コンタミネーションを確認する
コンタミネーションの確認も重要です。コンタミネーションとは、原材料として使用されていなくても、特定原材料等が意図せずして最終加工食品に混入してしまうことを言います。
つまり、米粉100%のパンやスイーツを作っているお店でも、同じ場所で小麦を使った商品を作っていると、知らずのうちに小麦が混入してしまう可能性があるということです。
同じお店でほかに小麦を使った商品を販売している場合は、小麦の使用有無を確認するようにしましょう。
和菓子にもグルテンが含まれていることがある
先ほど、和菓子は小麦粉が使用されていないことが多いとお伝えしましたが、和菓子の中には小麦(グルテン)を使用しているお菓子もあります。例えば、カステラ、たい焼き、饅頭(まんじゅう)などが該当します。
和菓子だからと言って油断せず、原材料の確認はしっかり行うようにしましょう。
家庭で作る時の注意点
それがこちら。
・調理工程を分ける
・調理器具や食器をしっかり洗う
注意点の確認を怠ると、お菓子の中に小麦が混入してしまう可能性があるので、細心の注意を払って確認するようにしましょう。
調理工程を分ける
小麦アレルギーに対応したお菓子と、通常の小麦を使用したお菓子を作る時は、調理工程を分けることが重要です。例えば、先に小麦アレルギーに対応したお菓子を作るなら、専用の容器に入れ、ラップなどをして他の食材が混入しないようにするなど工夫が必要です。
小麦粉は粉なので、何かの拍子で入ってしまう可能性があります。
お子さんが小麦アレルギーの場合は特に注意して、専用の容器や食器を準備してから調理をするようにしましょう。
調理器具や食器をしっかり洗う
出きれば、小麦アレルギー用の調理器具や食器を準備するのが一番ですが、難しい場合はしっかり洗う癖を付けましょう。同じ調理器具や食器を使う場合、よく洗ってないと小麦に含まれるアレルゲンが混入してしまう可能性があります。
細かい部分までしっかり洗って、アレルゲンが混入しないように徹底しましょう。
米粉を使った完全グルテンフリースイーツ「avan」
メニューはすべて完全グルテンフリーなので、小麦アレルギーの方やグルテンフリー生活を取り入れている方にもおすすめです。
中でも一番人気は“米粉のチュロス”。
米粉のチュロスはフレーバーが豊富で、どれも絶品です。
その他、タコライスやオリジナルドリンクなども提供しているので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
まとめ
小麦アレルギーだとお菓子やスイーツは食べられないと思っているかもしれませんが、意外にもコンビニやスーパーで買えるお菓子で食べられるものも数多くあります。また、小麦粉の代わりに米粉を使ったグルテンフリースイーツであれば、小麦アレルギーの方でも安心して食べることができるのでおすすめです。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。