生活の中、さまざまな場所で「チュロス」という細く揚げられたお菓子・スイーツを見る機会があるでしょう。
しかし、「チュロス」って何?と思っている方も多いのではないでしょうか。
そもそも日本で生まれたお菓子なのか、チュロスというネーミングはどこから来たのかなど、意外にもチュロスは謎の多いお菓子といえます。
そこで、この記事ではチュロスとはどのようなお菓子なのか詳しく紹介していきます。
今話題の“米粉チュロス”についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【この記事のポイント】
・チュロスとは
・チュロスの形について
・おすすめの米粉チュロス
チュロスとは?
そもそも、チュロスはスペインの羊飼いが簡単に作れるパンのようなものを作ったところがスタートと言われています。
チュロスという名前も、「ナバホ・チュロス」という羊の品種の角に似ていることからその名前が付いたものです。
本場スペインと日本のチュロスの違い
本番スペインのチュロスは、味や形状、食べ方まで日本のチュロスと異なります。日本ではテーマパークや映画館で販売されているものが一般的ですが、スペインでは朝食やお酒のお供として食べられることがほとんど。
形状も、日本のチュロスは固めの生地で棒状や涙型のものが多いですが、スペインのチュロスは日本よりもやや細く、カーブしたり輪になっているのが一般的です。
また、日本では1本ずつ注文しますが、スペインでは何本もセットで注文することが多く、「チュロ」ではなく複数系の「チュロス」と呼ばれるようになったとされています。
日本と本場スペインのチュロスの食べ方
日本では、揚げたてのチュロスに砂糖やシナモンをコーティングしているものが多いですが、本場スペインのチュロスは味付けをほとんどしません。チュロス自体に味付けをせずに、自分の好みでホットチョコレートをディップしたり、砂糖をまぶしたりして食べるのがスペインの習慣となっています。
また、日本のパンのような食感のチュロスとは違い、カリッとした軽めの食感もスペインチュロスの特徴です。
スペインのチュロスは持ち帰りに向いている
日本では、揚げたてホカホカのチュロスを食べるのが定番ですが、本場スペインでは家に持ち帰って食べるのが定番です。そのため、カリッとした食感に仕上げて、ホットチョコレートなどの温かいものにディップするのが一般的になったと考えられます。
とはいえ、日本でも冷めても美味しいように米油で揚げたチュロスを販売しているお店もあるので、興味がある方はチェックしてみてください。
チュロス形には意味がある?
これは、チュロスを作る際に専用の星形搾り器で生地を絞りだしているからで、油を揚げる際に内部の生地が膨張して爆発が起きるのを防ぐためです。
断面以外にも、チュロスにはスティック型や涙型、U字型など、お店によってさまざまな形状があります。
今話題!米粉のチュロスとは
小麦粉と違って米粉のチュロスにはどのようなメリットがあるのか、さっそく見ていきましょう。
小麦アレルギーでも安心
米粉チュロスは小麦粉を使っていないので、小麦アレルギー、グルテンアレルギーの方でも安心して食べることができます。今まで小麦粉が原因でチュロスを食べられなかった方でも、米粉であれば食べることができるので大きなメリットといえるでしょう。
ただし、米粉のチュロスといえど、同じ調理場で小麦粉を作っている商品がある場合は小麦粉が混同している可能性があるので、心配な方はお店に確認することをおすすめします。
カロリーを抑えたヘルシースイーツ
米粉は小麦粉に比べて油の吸収率が少ないため、揚げたときにカロリーが抑えられヘルシーに仕上がります。また、米粉はアミノ酸バランスを示す「アミノ酸スコア」が小麦粉よりも高く、栄養価の高い食材としても有名です。
そのため、米粉は健康食、ダイエット食としても近年注目を集めています。
揚げ物やスイーツはカロリーが高くて罪悪感があるという方も、ヘルシーな米粉チュロスなら気兼ねなく食べることができるでしょう。
米粉スイーツが人気のグルテンフリー専門店「avan」
中でも一番人気は“米粉のチュロス”。
豊富なフレーバーの米粉のチュロスは、どれも絶品です。
その他、米粉を使った唐揚げやタコライスなども楽しめます。
ぜひお気軽にお立ち寄りください。
メニューはすべて完全グルテンフリーなので、小麦アレルギーの方やグルテンフリー生活を取り入れている方にもおすすめです。
まとめ
チュロスはスペイン発祥のお菓子で、小麦粉をベースに作られた揚げ菓子です。今ではテーマパークや映画館など、さまざまな場所で買うことができますが、自宅でも作ることは可能です。
小麦粉で作られたチュロスはカロリーが高く抵抗があるという方は、ヘルシーな米粉チュロスを一度食べてみてください。
avanでは米粉チュロスを中心に、いろいろなメニューを提供しています。
テイクアウトもできますので、ぜひ一度ご堪能ください。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。